MC373889 Upcoming behavior change to the “DoNotRewrite” List 解説

こちらの変更に関して、授業内で質問が多かったため共有します。

原文
Today, “DoNotRewrite” list is used to Skip

  • wrapping URLs
  • Detonation(SONAR)
  • Verdicts.

The intended purpose of “DoNotRewrite” is to give tenants the ability to skip the wrapping of URLs.

解説
Skipする=スパム判定・Exchange Onlineのブロック機構の対象外にする(この機構達がwrapping URLs、Detonation(SONAR)、Verdicts.)、ということです。

Wrapping URLに関してはURLが変わる、
Detonationは、サンドボックスで検証したアウトになったメールや添付ファイルがゴミ箱にいく
Vedictsはメールをスパムとして判定する機構のことです。

そして、これらが動作すると結果として、
Wrapping URL → URLが変わるので意図しない何かが起きる
Detonation → .zip.exeという拡張子だったりパスワード付きZipで手順書をやり取りしてる場合、そういうものが届かなくなる可能性がある。
Verdicts → 【重要】【至急】等とメールタイトルにつけている業務メールがスパムとしてVerdict(評価)され届かなくなる可能性がある

ということが起きうる(すいません、詳細に色々なケースでの検証はしていないです)ので、
特定の何かに対するチェックをSkip、つまり信頼する機能 = Donotrewrite List ということです。

ただ、そもそもDonotrewrite Listは元々折り返しURLのみを管理するための機能であったため、それだけの機能に戻して、Detonation及びVerdictの許可/不許可は、新規開発したthe Tenant Allow Block Listで一元管理するようにする、というお知らせです。