久々の豆知識編 ビジネスシーンで使われる英語 Let’s take it offline.

久々にMCS以外です。面白い言い回しというかTipsを見つけたので紹介です。

・Let’s take it offline.

もともとはリアルの会議中に何か本筋(online)から外れたことが盛り上がったときに、それをおいておく(オフラインにしておく)という意味で使われていました。英語で「オフラインに持っていきましょう」という言葉は、これまでは「まあそれは別件なので何人かで集まったり個別でまた話しましょう」程度の意味の言葉でした。

ただ、今日のリモート会議全盛期だと「オフラインに持っていきましょう」と言ってしまうと、文字通りの意味になってしまいますが、それが転じて、「(本当に文字通りに受け止められて)オフラインで集まるのなんて非効率だ」「(そもそもオフラインで話すような機会なんてほとんどないので)責任を逃れようとしているな」という反感を生んでしまいがちな曖昧な言葉になってしまったようです。

なので、出来るなら使用を避けて、具体的にどうするか(例:本筋じゃないので後で個別チャットします、しょうがないから明日集まろうと言う等)を言うべき、ということらしいです。

曖昧な言い方を嫌う英語文化と、本筋とは違うという意味だったofflineが本当に回線的な意味のofflineになってしまった、というのが合わさった結果ですね。