
Microsoft Purview Information Protection(MIP)が、Wordのヘッダーとフッターに挿入するコンテンツマークの動作が、Office用のAzure Information Protectionの動作とより連携するように変わる、という内容です。テキストの前に存在する領域に挿入するので、既存のWordに含まれるコンテンツの再配置が行われることはないはずだけど、Officeのベータバージョンで一応検証して欲しい、とのことです。
開始は11月。
変更適用後は感度ラベルの適用時に、対応したコンテンツマーキングがWordのヘッダーとフッターに挿入されるようになります。
ただし、Wordが古くてこの変更に対応していない場合、
(以下より古い場合
- Windows version: 16.0.15703.10000
- Mac version: 16.66.902.0 (16.66.22090200)
- iOS version: 2.66.902.0 (2.66.22090200)
- Android version: 16.0.15703.10000
- Web version: November 1st)
変更に対応した新しいクライアントで適用したコンテンツマーキングは、例え古いバージョンのWordで開いたとしても、上記の新しい動作をし、古いバージョンのWordで適用したコンテンツマーキングは、新しいバージョンのWordで開いたとしても旧来の動作をします。
基本的にはラベルが変更されない限り、既存のコンテンツマーキングには影響がないとのことですが、このミックスされているパターンでは見た目が変わる可能性もあり、とのことです。